オタク大学生の日記

愚痴の置き場(あと色々実験したりする場)

ぬきたし全ルート制覇記念的な

2の動画を見るようになって余計に欲しくなり、 1と2のセットの発売まで待てなかったので1作目を買ってプレイしました(唐突) そんなわけでそれぞれのルートについて自分の中で振り返るのも兼ねてちょろっと感想をば。

共通√

まずは始めから分岐までのところですね。ここまでの話は ぶっちゃけ前に動画で見ていたりしたので特別新しい発見があるわけではない、 とか思ってたんですけどやっぱり自分でプレイすると色々違うんだなあと。

..........................................................................嘘です、飛ばしました。 まあ分岐するまではそこまで大事な話もなかったはずなので問題ない....はず。

奈々瀬√

続いて奈々瀬√です。実はこっちやる前に先輩のルートやってたりするので
各所で、ん?となることがありました。こればっかりは作った側の想定と違う
ことをしただけっぽいので仕方ないことですが。

基本的にはNLNSのメンバー+SSのメンバーが一人みたいな感じでスポットが
当てられていく感じで、個人的にはSSの3人について色々知れるのはいいなと思ってました。
このルートをやった後に他のルートをやると必ず思うんですが、奈々瀬だけなんとも
報われてないのでは...?となってしまいました。主人公の核となる部分に大分関わる存在なのに
この√(と一応文乃√)でしか主人公は知らないままなのがね.....。

それにBIG3が他の√と比べるとだいぶ貧弱になってるのがなんとも複雑でした。特に礼先輩の
強さをわたちゃん√で散々見てきたせいで。まあ、一番は文乃が結局救われないままなことでしょうね。ただこれに関しては文乃の√である意味その先の話を描いてるともいえるので一つの終わり方としてはありだったのかなと。

ヒナミ√

2人目、というか最初にプレイしたのがヒナミ√です。散々母性が母性がといろんなところで
目にしていたのでその辺りは特別新しいことはありませんでした。正直ぬきたしのキャラは
大体好きなのですが、ヒナミはなんというかセリフがいいなって感じがしました。
例えば「ロリじゃないですけど」とか語尾の「~な」とかとか。

あと個人的に一番押したいのが実質礼先輩√でもあったところですね。
礼先輩には幸せになってほしい(真顔)
主人公がSSに入隊することで礼先輩とも親密になっていくわけですが、教わったことをよりにもよって礼先輩に実践することになっていたのが本当にプレイしてて辛かったです。エンディング後に追加されるシナリオでもHシーンのちょい前までは頭に?が浮かんでましたが 礼先輩がとても幸せそうだったので無問題。

そして忘れてはいけないのが(確か)ここから初登場の県知事と手嶋ですね。この二人も例外に漏れず好き。 県知事の方はちょくちょく絡んでくることがありこの√のラスボスとして相応しいキャラでした。
県知事みたいな感じのおっさんキャラ大好き人間なので最後の最後まで悪役として立ちふさがっていたのが最高によかったです。 手嶋に関しては美岬√をやるまでは何のために出てきたん...?って感じでした。

美岬√

3人目、ニコ動でとてつもなくやべーやつというのを見かけていたので初めはかなり身構えていました。
ただ蓋を開けてみれば他の√と比べてアホみたいにイチャイチャしてるだけじゃーん
とか思ってた私がバカでした。

美岬自体も想像以上にやべーやつだったことやそれに影響を受けてなのか主人公までおかしくなり始めたりとか、アサちゃん同様「もうなんでもありか...」と思うことの連発でした。メルクオリアはおかしいよ、あれ。とはいえ基本的、そうあくまで基本的には一番ラブコメしててなんだかんだ好きな感じのシナリオでした。

そして今までただの頭おかしいやつみたいにしか描かれてなかった郁子にスポットが当てられ、SS(特にBIG3)は闇が深いなと思い知りました。あんな風にされたらBIG3全員に個別√欲しくなりますよね、そりゃ。2は必ず買う。

それはさておき、今まで敵でしかなかったキャラが味方になるというのはなかなか燃える展開なわけで。
おまけに今までとは違い、SSだけでなく島民ですら主人公たちと行動を共にするというのだから熱くならないわけがなく、 終盤の疾走感的なものは今までにない新しい感じがしました。

そして今回のラスボスは手嶋だったというのが更に意外でした。ヒナミ√であっさり退場したくせに美岬√では自分のイチモツを使って洗脳を行うとかいう訳の分らんことをしてました。
最後の最後まで改心とかそういうのをしなかったのは意外ではあったものの、 それはそれで悪役として最後まで 居続けたわけで良かったのかなと思いました。

文乃√

遂にラスト、文乃√です。
この√に関してはまずどうやったら分岐するのかがわからなかったということがありました。
なんせ今までは尻壁オブジェから誰を最初に開放するかで分岐してましたからね。

なんていう分岐の仕方なのか。

この√では文乃とかなり早い段階で合流するものの、あくまで吹子という別人として行動を共にすることになります。 そのためひと悶着ありますがそれはそれ、基本的には奈々瀬√と同じように老人のところに送り届けることが主目的になります。

しかし、送り届けたはいいものの奈々瀬√のラストでもあったように、 条例崩壊のために利用されることになってしまいます。おまけに老人が色々としたことで島が本物のディストピアになってしまうことになります。ぶっちゃけ老人のこと信用してええんか?って思ってたけど、 ここまでとんでもないことになるとは思わなかったです。おまけに今までとても頼もしかったBIG3がいなかったり、県知事も登場しなくなったりと不安要素だらけでしたね。

しかし、そこから這い上がるのが主人公達、NLNSなわけで。
覚悟を決めた主人公はまさかの手嶋に師事して全身を勃起させるとかいう
今まで以上に意味の分からん技を身につけたり、 美岬はついに戦闘機を操ったり、
BIG3が最後の最後で助太刀に来てくれたり、まさかの県知事参戦だったりと王道ではあるものの最後までやってよかったと思えました。

まとめ

タイトルや導入こそ変な話なのかなと思わせるようなものではあったものの、2ndOPや
熱い展開など全体を通してとても満足のいく作品だったなとプレイし終わった今感じています。
ここに書いたことは作品のほんの一部分でしかないので、少しでも興味のある人はプレイしてほしいと心から思います。

....................これをプレイしてたせいで私生活に影響が出てたことは内緒